日本新聞: ペットの小型犬動物病院で火災死飼い主が賠償を求め提訴

ペットの小型こがた犬いぬ動物どうぶつ病院びょういんで火災かさい死し飼かい主ぬしが賠償ばいしょうを求もとめ提訴ていそ

N2 Aug 4, 2025 16:08 237

Furigana 翻译

ペットの小型こがた犬いぬが都内とないの動物どうぶつ病院びょういんに入院にゅういん中ちゅうに火災かさいで死しに、飼かい主ぬしが「愛犬あいけんとの別わかれを余儀よぎなくされ精神せいしん的てき苦痛くつうを受うけた」と主張しゅちょうして、病院びょういん側がわに300万さんびゃくまん円えんの賠償ばいしょうを求もとめる訴うったえを起おこしました。

訴うったえを起おこしたのは、東京とうきょう・世田谷せたがや区くに住すむ里さと井い重じゅう仁ひとしさんで、4日よっか、弁護士べんごしとともに会見かいけんを開ひらきました。

訴状そじょうなどによりますと、ペットとして飼かっていたマルチーズとトイプードルから生うまれた5歳ごさいのオスの小型こがた犬いぬが体調たいちょうを崩くずし、ことし5月ごがつに世田谷せたがや区くの動物どうぶつ病院びょういんで手術しゅじゅつが行おこなわれ、入院にゅういんしたということです。

しかし、入院にゅういんから3日みっか後ごに病院びょういんで起おきた火災かさいに巻まき込こまれて死しに、「突然とつぜんに愛犬あいけんとの別わかれを余儀よぎなくされ、多大ただいな精神せいしん的てき苦痛くつうを受うけた」と主張しゅちょうして、病院びょういんの運営うんえい会社かいしゃと院長いんちょうに300万さんびゃくまん円えんの賠償ばいしょうを求もとめています。

会見かいけんで里さと井いさんは「ペットは法律ほうりつ上じょうは『物もの』として扱あつかわれますが、私わたしにとっては家族かぞくです。当時とうじの記憶きおくが今いまもフラッシュバックします」と話はなしていました。

訴うったえについて病院びょういんは「訴状そじょうを見みていないのでコメントを控ひかえさせていただきます」としています。