復旧の見通しは立っていないということです。
中日本高速道路によりますと6日午前0時半ごろから、ETCのシステム障害によって中央自動車道や東名高速道路などの一部の料金所のETC専用レーンが利用できなくなりました。
また、一部のスマートインターチェンジでも同じ障害が確認され、閉鎖されました。
午前7時半現在で影響が出ているのは東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重の7都県にある
▽中央自動車道
▽東名高速道路
▽新東名高速道路
▽新名神高速道路
▽伊勢湾岸自動車道
▽紀勢自動車道
▽東海環状自動車道
▽東名阪自動車道
▽首都圏中央連絡自動車道
▽中部横断自動車道
▽東富士五湖道路です。
このうち、中央自動車道の下り線の三鷹料金所付近では、午前2時すぎの時点で料金所までおよそ2キロにわたって渋滞が発生し、下り線の2車線はいずれも乗用車やトラックなどが長い列を作っていました。
いずれの高速道路でも、係員がいる一般のレーンは通行できるということです。
ただ料金所の出口では渋滞が発生していて、システム障害の原因がわかっていないため復旧の見通しはたっていないということです。
料金所では一般レーンで係員が対応
山梨県の中央自動車道、甲府昭和インターチェンジの料金所では、6日午前4時すぎには出口のETC専用レーンが閉鎖され、一般レーンで係員が対応にあたっていました。
ETCを利用して高速道路に入った車のドライバーからETCカードを受け取り、利用料金の精算をしていました。