性犯罪や
性暴力の
被害者支援センターの
機能を
強化するため、
政府は
来月、
関係省庁などが
参加する
会議を
設けて
検討を
始めることになりました。
性犯罪や
性暴力の
被害者の
相談に
乗ったり
治療にあたったりするため、
全国47
都道府県には「ワン
ストップ支援センター」が
設置されています。
しかし24時間体制で運営されているのは半数に満たず、センターから離れている地域では十分な支援が受けられないといった課題も指摘されています。
このため政府は、支援センターの機能を強化する必要があるとして、内閣府や厚生労働省など関係省庁と全国知事会が参加する会議を来月設けることになりました。
そしてセンターの増設や24時間体制の推進、SNSによる相談の導入、医療機関や警察との連携などについて検討することにしています。
橋本女性活躍担当大臣は「性犯罪や性暴力の被害に遭った人に、より迅速に充実した支援が提供できる体制を検討していきたい」と話しています。