小さな 山の 小さな いえに、なかの いい おじいさんと おばあさんが おりました。
小さな 山の 小さな いえに、なかの いい おじいさんと おばあさんが おりました。
二人は、小さな はたけを たがやして くらして いました。
ある日の あさ、おじいさんが はたけに でて みると、
あぁっ! こ・・・・、これは、ひどい・・・・・っ!
だ・・・・、だれがやったんだ!?
はたけが めちゃくちゃに あらされて いたのです。
はたけを あらした はんにんは、 山に すむ たぬきでした。
たぬきは、その日から・・・・・・
ひるも よるも かまわず、 はたけに あらわれる ように なりました。
コラ〜〜ッ!
こら〜っ! まて〜〜〜!
や〜い! へっぴり ごしの じいさん!
いくら やさいを つくっても おいらが ぜ〜〜んぶ たべちゃうぞ!
こ・・・ この いたずら たぬきめ〜〜ッ!
おじいさんは、おばあさんと、そうだんして、 ざると ひもで わなを つくりました。
ざるの 下に やいた さかなを おいて おくと・・・・・・
いい においだ! たべちゃおっ!
たぬきが やって きて わなへと はいって きて
その とたん ザルが おちて きて、 たぬきは わなの 中へ!
つかまえたぞ! これで もう わるさは できめぇ!
く、くっそぉ〜〜! ここから だせ! ださないと、ひどい目に あうぞ!
あばれる たぬきを なんとか かつぐと、 おじいさんは、いえに かえりました。
まぁ、この たぬきが・・・・
はたけを あらして いたんですか?
きびもちを つくって いた おばあさんは、
しごとの 手を とめ、たぬきを しげしげと 見つめて いました。
あぁ、とまの はしらに くくりつけて おこう!
たぬきを しばると、おじいさんは、 また、はたけへ でかけて いきました。
しばりつけられた たぬきは、 すっかり おとなしく なりました。
でも、こころの 中では、どうやって にげだそうかと、たくらんで いたのです。
そうだ! この ばあさんを だまして やれ!
たぬきは、さっそく うそなきを はじめました。
あら、どうしたの?
なわが きつくて いたいんです! もう、はたけを あらしたり しません!
なんでも、いうことを ききますから・・・・、 どうか、なわを ゆるめて くださ〜〜い!
まぁ・・・・、そんなに なかないで ちょうだい・・・・。
おばあさんは たぬきが かわいそうに なって きました。
それじゃ、すこしだけ ゆるめて あげましょう!
おばあさんが、すこしだけ なわを ゆるめると、
たぬきは、なわから するりと ぬけだしました。
お人よしの ばあさん! ありがとぉよ!
だっ・・・・ だましたね!
うるさ〜〜い! だまされる ほうが わるいんだい!
たぬきは、おばあさんの せなかを 『ど〜〜ん』と つきとばしました。
あばよ! ばあさん!
たぬきは、『べ〜〜』と したを だし、 すたこら にげて いきました。
しばらくして おじいさんが かえって きました。
ただいま〜〜! ば・・・ ばあさん?
こ、こしが・・・・
おばあさんは、くるしそうに、 うめいて います。
こしを ひどく うって しまったのです。
かわいそうに・・・・
よし、わしが 山に いって、 くすりに なる くさを とって こよう!
おじいさんは、さっそく、 山へ でかけて いきました。
草を つんで いると、 一ぴきの うさぎが ちかよって きます。
どうしたのですか?
おじいさんは、これまでの ことを はなしました。
ゆるせない! ぼくが、たぬきを こらしめて あげましょう!
うさぎは、かれ草を かって 大きな たばを つくりました。
そして、おばあさんの つくった きびもちを もって よるに なるのを まちました。
よるに なり、のはらに 月が のぼる ころ・・・
きた・・・ きた・・・・
きびもちの においだ・・・・。
いたずら たぬきが においに つられて やって きました。
やぁ、たぬきくん!
かれ草を いっしょに はこんで くれるなら、 きびもちを あげよう!
へ? ほんとうか? それくらい、かるい、かるい!
どっこいしょっと・・・・
手つだう かわりに、 きびもちは、ぜんぶ よこせよ!
いいよ! それじゃぁ、いこうか!?
たぬきの あとを ついて いく うさぎ・・・・・・。
こっそりと、火うち石を とりだします。
そして・・・・・・ カチ カチ・・・・
ん? いま、なにか、 カチカチって いわなかったか
そうかい? きっと カチカチどりが ないて いるのさ!
火うち石を ならすと、 かれ草に 火が つきました。
ぼう ぼう・・・・
ん? いま、ぼうぼうって、 いわなかったか?
きっと、ぼうぼうどりが ないて いるのさ!
そうかな・・・・。え? あっ・・・、あちぃ〜〜〜っ! あち〜〜〜っ!!
あち〜〜〜〜っ!
いっ いて て て て・・・・ ひどい目に あったぜぇ・・・・・
たぬきは、じぶんの ねぐらに もどると、
せなかの やけどを うらめしそうに にらみました。
そこに、つぼを もった うさぎが おみまいに やって きます。
たぬきくん、たいへんだったね・・・・・。
この くすりは、やけどに よく きくんだ!
しみるぅぅぅぅ〜〜っ!
おもわず とびあがって しまう たぬき・・・・・。
なんと、その くすりは、 とうがらしを まぜた ヒリヒリみそだったのです!
いい くすりは、しみるものさ!
いちちちちっ〜〜! そ、そうか?
やけどを なおすのには、 えいようも つけなくちゃ!
うみに いって さかなを つろうじゃないか!
さ・・・さかなを? うぅ〜〜ん、 山は、こりごりだし、うみなら いいか・・・・。
うさぎと たぬきは、うみへ でかけました。
ぼくは、木の ふね。 たぬきくんは、どろの ふねに のってね!
おう、たくさん つって ばくばく たべるぜ〜〜!!
ふたりは、うみへと ふねを だしました。
すると・・・・・
ふねが とけたぁっ! とけちゃったよぉ〜〜!
たぬきの ふねは、 みるみる とけていきます。
お、おいら、およげないんだ! たすけて くれよ〜〜!!
おまえのせいで おばあさんは、 くるしんだんだからな!
とうぜんの ばつさ!
もう わるいことは、しませ〜〜〜ん!!
たぬきは、なんとか はまべに およぎつくと、
すたこら さっさと にげて いきました。
たぬきを こらしめた うさぎは、 おじいさんの いえへと ほうこくに いきました。
うさぎさん、ありがとう! なんと おれいを いえば よいか・・・・・・
おまえさん・・・・、 よかったら わしらと いっしょに くらさないか?
いいんですかぁ? うわぁ〜〜い! うれしいなぁ!
たぬきは、それ いらい、 はたけを あらさなく なりました。
うさぎは、おじいさんの はたけの しごとを てつだい、
まえよりも、やさいが たくさん とれるように なりました。
ほんとうに、 うさぎの おかげじゃのう・・・・
おばあさんの こしも すっかり よくなり、 みんなで なかよく しあわせに くらしました。
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天樂
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