「ブラック・ジャック」は、免許を持っていない天才の医者ブラック・ジャックが主人公の漫画です。亡くなった手塚治虫さんがこの漫画をかき始めてから、今年で50年です。
手塚治虫さんの長男の眞さんなどが慶應義塾大学で、AIを使って「ブラック・ジャック」の新しい話をつくるプロジェクトを発表しました。
新しい漫画は、人とAIが協力してつくります。人がブラック・ジャックの話やテーマなどを教えて、AIが大体の話をつくります。キャラクターの顔などは、絵をかくAIを使います。このAIは、ほかの手塚さんの漫画の絵も勉強しています。

このプロジェクトでは、人のアイデアやおもしろさに、AIがどこまで近づくことができるかを研究します。
手塚プロダクションによると、AIでつくった新しい話は、今年の秋に漫画雑誌に出る予定です。