インフルエンザが
世界的に
猛威を
振るう
中、アメリカでもほぼすべての
州で
感染が
広がり、
今シーズンに
入って
少なくとも
37人の
子どもが
亡くなりました。アメリカの
CDC=
疾病対策センターによりますと、
50ある
州のうちハワイ
州を
除く
49州でインフルエンザの
感染が
急速に
広がり、
去年10月以降、
少なくとも
子ども
37人が
死亡、およそ
1万2000人が
入院したということです。
また、ここ数年の流行と異なり、65歳以上の高齢者だけでなく、50歳から64歳の年代の感染も際立っているとしています。
現地メディアによりますと、中西部のインディアナ州では、インフルエンザにかかった息子と夫の看病をしていた女性が感染し、発症した3日後に亡くなったケースもあったということです。
日本でも、インフルエンザの患者数が統計を取り始めた平成11年以降、最も多くなるなど、インフルエンザの患者は世界的に増加傾向となっています。
CDCは、このままのペースで感染が拡大すれば、過去15年で最悪の規模になるおそれがあると警告していて、手洗いやうがいの徹底のほか、予防接種を受けるよう呼びかけています。