桜の
名所として
知られる
大阪 北区の
造幣局の「
桜の
通り抜け」は、
明治時代から140
年近く続く春の
恒例行事ですが、
新型コロナウイルスの
影響で
おととし、
去年と2
年続けて
中止されました。
ことしはインターネットによる事前申し込み制を初めて導入し、入場者を例年の30%ほどに制限するなど感染対策を講じたうえで、3年ぶりに13日から今月19日まで行われます。
午前10時前に入り口が開くと、マスクを着けた人たちが次々と中に入り、長さおよそ560メートルの並木道に植えられた138品種335本の桜を見比べながら楽しんでいました。
このうち、造幣局が毎年選ぶ「今年の花」には「福禄寿」という品種が選ばれ、淡い紅色の大輪の花を訪れた人たちがカメラやスマートフォンで写真に収めていました。
友人どうしで来たという大阪 吹田市の42歳の女性は「新型コロナの影響で外出もままならず、2年間会えなかった友人と誘い合わせて来ました。きれいな桜が見れてうれしい」と話していました。