こうした
中、ロシア
政府は4
日、
殺人や
強盗などの
重大犯罪で
有罪とされた
人なども、
今後は
動員できるとする
法改正案に、プーチン
大統領が
署名したと
発表しました。
これまでは、こうした重大犯罪で有罪判決を受けた人は、原則として動員が禁じられていましたが、法改正によってこうした制約がなくなるということです。
ロシアのプーチン政権は、先月下旬、30万人の予備役の動員を完了したと発表し「追加の動員は計画されていない」としていました。
しかし、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は4日、部分的な動員では十分な戦力を生み出せなかったとして「秘密裏に動員を継続する条件を整えているようだ」と指摘していて、ロシア側が、将来の動員に向けた準備を進めているとの見方を示しています。