日本新闻: 「無理を辞める勇気を」つらさ訴える子どもにＳＮＳで励まし

「無理むりを辞やめる勇気ゆうきを」つらさ訴うったえる子こどもにＳＮＳで励はげまし

Aug 27, 2018 17:08

Furigana

夏休なつやすみが明あけ、学校がっこうが始はじまるこの時期じき、ＳＮＳ上じょうには「学校がっこうに行いくのがつらい」という投稿とうこうや、子こどもたちに向むけて自分じぶんを否定ひていしないよう呼よびかける投稿とうこうが相次あいついでいます。その中なかには「きょうから学校がっこうなのに休やすんじゃった。心弱こころよわいな私わたし。このまま不ふ登校とうこうにでもなったらどなられるんだろうな、不ふ登校とうこうっていけないことなのかな」とか「親おやのスネかじってるくせにとか、そんなのわかっている。わかってるからつらいし、わかっているから死しにたくなる。私わたしの場合ばあい、親おやに学校がっこう送おくってもらっても学校がっこうに近ちかづくと自然しぜんと涙なみだがぼろぼろ落おちてくる」など、さまざまな言葉ことばでつらさを訴うったえる投稿とうこうがあります。

これに対にたいして、「学校がっこう行いかなくても負まけじゃない。学校がっこう行いかなくても悪わるくない」とか「無理むりを辞やめる勇気ゆうきを持もとう、未来みらいのために生いきよう。人生じんせいは何なん度どでもやり直やりなおせる」など、つらさを訴うったえる子こどもたちに向むけて、自分じぶんを否定ひていしないよう呼よびかける投稿とうこうも見みられます。

また、自身じしんも不ふ登校とうこうを経験けいけんし、不ふ登校とうこうの子こどもを支ささえるイベントを開ひらいた小幡おばた和輝かずてるさんは、周まわりの大人おとなたちに向むけて「もうすぐ夏休なつやすみが終おわる。『つらかったら行いかなくてもいいよ』って簡単かんたんには言いえないかもしれない。でも言いってほしい。子こどもにとって、学校がっこうが世界せかいのすべてです。そこに居場所いばしょがないって本当ほんとうにつらいんです。世界せかいは広ひろいよって教おしえてあげてほしい」などと、子こどもの気持きもちに寄り添よりそった対応たいおうを求もとめる投稿とうこうをしています。