今回の
地震では、
震度7の
揺れを
観測した
北海道厚真町で
大規模な
土砂崩れが
起き、
警察や
自治体によりますと、
周辺の
自治体も
含めて、
これまでに21
人が
死亡、11
人が
心肺停止、8
人の
安否がわかっていません。
震度7の
揺れを
観測した
厚真町では、
山沿いの
吉野地区などで
2キロ以上にわたって
大規模な
土砂崩れが
起き、
複数の
住宅が
倒壊した
ほか、
崩れた
土砂が
道路や
田んぼに
流れ込みました。
警察や自治体によりますと、これまでに厚真町で男性11人と女性6人、苫小牧市で男性1人、むかわ町で男性1人、新ひだか町で男性1人が死亡したほか、札幌市清田区で53歳の男性が、崩れてきた本の下敷きになって死亡したことが新たにわかり、死亡したのは合わせて21人となりました。
また、厚真町で11人が心肺停止の状態です。
このほか、厚真町では8人の安否がわかっていません。8人は吉野地区と幌内地区でそれぞれ3人、富里地区で2人です。
けがをした人は、北海道でおよそ400人に上っています。
警察や消防は、安否がわかっていない8人は、倒壊した住宅や土砂の下敷きになった可能性があると見て救助活動に当たるとともに、被害の状況を調べています。