全世界で新たにがんと診断される人の数は今年、1810万人に増えて、がんによる死亡は960万人と推計されます。
世界保健機関の国際がん研究機関が調査結果を明らかにしました。185カ国からデータを集めて、36種類のがんについて調査しました。
この調査によれば、一生でがんを発症する割合は男性で5人に1人、女性で6人に1人です。がんで死亡する人の割合は男性で8人に1人、女性で11人に1人です。
生活している場所によって、がんにかかったり、がんで死亡したりする可能性に一部影響が出るそうです。新たにがんと診断される人とがんによる死者の約半数がアジアに住んでいると言います。世界の人口に占めるアジアの割合は60%です。