大相撲秋場所は14
日目の22
日、
横綱・
白鵬が
大関・
豪栄道に
勝って14
連勝とし、
幕内の
通算勝利数1000
勝を
成し遂げて、23
日の
千秋楽を
待たずに
5場所ぶり41
回目の
優勝を
果たしました。
大相撲秋場所は、13
日目を
終えて
白鵬がただ1人全勝で、
2敗で
大関の
高安と
豪栄道が
追う展開で14
日目を
迎えました。
白鵬は結びの一番で豪栄道と対戦し、上手投げで勝って14連勝とし、23日の千秋楽を待たずに、去年の九州場所以来となる5場所ぶり41回目の優勝を果たしました。
また、この日の1勝で幕内の通算勝利数を前人未踏の1000勝の大台に乗せ、みずからの優勝に花を添えました。
ことしに入って初めて優勝した白鵬は、7月の名古屋場所を途中休場し、休場明けの場所で序盤は相手に攻め込まれながらも持ち味の反応のよさで逆転する相撲が目立ちました。
ただ1人全勝で単独トップに立った11日目以降の大関・横綱との対戦では、立ち合いの集中力と安定感が増し、13日目には稀勢の里との横綱どうしの対戦で圧倒し、第一人者の貫禄を示していました。
白鵬は「優勝できてほっとしています。今場所の前から横綱800勝と幕内1000勝を目標にしてやってきましたが、達成して最高の気持ちです」と心境を語りました。
そして、5場所ぶりの優勝については「時間がかかりましたが、価値ある優勝だと思います」と話していました。