これまでずいぶんたくさんアニメーションを作ってきましたが、しかしなかなか未だに巧くアニメーションを作るのは難しく、大変です。
到目前為止我已經製作了許多動畫,但要製作出優秀的動畫至今仍然非常困難且辛苦。
いつもどう作ったらよいのか、作り始めてからもとまどってしまうのです。
即使實際開始了,我也總是感到不知所措,不知道該怎麼做。
しかし少しずつ形になってくると、ふつふつと楽しくなってくるのです。
然而,隨著作品逐漸成形,我開始在心中感受到湧現的喜悅。
そしてできあがってきたイメージと自分の頭の中のイメージとの、一致とズレを近づけたり、遠ざけたりするために、たくさんの作業を積み重ねて、最後には、どこかであきらめを付けて、終わりにします。
然後,為了彌補或拉開完成的形象與自己腦海中形象的一致或差異,我不斷地累積許多作業,最終只能在某個時刻選擇接受、放下,並結束這一切。
ただその時には終わったと思っても、少し時間を置いてみると、もう少しこうすればよかった、ああすればよかったと、後悔ばかりが浮かんできて、自分のアニメーションの上映会に立ち会う時は、いたたまれない思いがします。
然而,即使當時以為已經結束了,過了一段時間後還是會後悔「要是那樣做就好了、要是這樣做就好了」,當參加自己的動畫放映會時,心裡就會感到無法忍受。
アニメーションに限らず、クリエーターは多かれ少なかれ、ただ楽しいばかりではなく、こんな思いをしながら、次こそは自分のベストを形にしようと、日々まるで「修行」のように物作りに追われていくのではないでしょうか。
不僅僅是動畫,一般來說,創作者多多少少都不只是為了樂趣,而是在經歷那樣的情感,每天像是在「修行」一般地全身心投入創作活動,並期望下次能展現出自己最棒的樣子。
いつかは、この魔物から逃れて、心安らかな日が訪れるのを夢想しながら。
然後,他們夢想著有一天能從這個惡魔中解放出來,獲得內心平靜的日子。
現実世界には、辛いことや思いどおりにならないこともたくさんありますが、創作活動の中、精神の世界で自由に羽を伸ばせる時、そこには他のいろいろな楽しい娯楽では味わえない深い喜びがあり、それがこの魔物から逃れられない理由のひとつです。
現實世界中有許多困難和無法如願的事情,但當我透過創作活動在精神世界中自由翱翔時,能夠體會到其他任何娛樂都無法帶來的深刻喜悅。而這正是我無法逃離這個惡魔的原因之一。
そして、言葉にはできない価値観をうまく作品として整えられた時、それは人の反応や評価を超えた、絶対的な充実感を与えてくれるものと信じています。
當我能夠將無法用言語表達的價值,作為一個完整的作品加以呈現時,我相信那將帶給我超越他人反應與評價的絕對滿足感。