2025
年に
開かれる「
大阪・
関西万博」の
実施主体と
なる公益社団法人のメールアドレスが
何者かに
不正に
利用され、IDやパスワードを
だまし取ろうとする
偽のメールが6
万件余り、
送信されていたことがわかりました。
法人は
不正アクセスが
行われたとして、
注意を
呼びかけています。メールアドレスが
不正に
利用されたのは、「
大阪・
関西万博」の
実施主体と
なる公益社団法人、「2025
年日本国際博覧会協会」です。
協会によりますと、今月7日から8日にかけて何者かが協会のメールアドレスの1つを使って、およそ6万3000件のメールを送信していたということです。
メールは英語で書かれ、ほかのウェブサイトへのリンクが記されていて、IDやパスワードをだまし取ろうとする、いわゆる「フィッシングメール」だということです。
協会は不正アクセスが行われたとして、アカウントのパスワードを変更したところ、メールの送信は止まったということです。
協会は不正利用されたメールのアカウントから個人情報が流出したり、ほかのメールが盗み見られたりした形跡は確認できていないとしたうえで、注意を呼びかけています。
「2025年日本国際博覧会協会」は現在、原因の調査を進めているとしたうえで「関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけし、深くおわびします。今後もセキュリティの強化に務め、再発防止に取り組みます」とコメントしています。