豊洲市場をめぐる
問題を
受け、
移転する
予定だった
築地市場の
仲卸業者の
組合の
会合が
6日開かれ、
都の
担当者が
謝罪したうえで、
今後の
対応などを
説明しました。
業者からは、
都に対する
厳しい
批判が
相次いだほか、
移転の
延期に
伴う
損害の
補償などを
求める
声も
多く
出されたということです。
豊洲市場の
問題を
受け、
築地市場の
仲卸業者で
作る「
東京魚市場卸協同組合」は
6日から
2日間、
500余りの
組合員を
対象にした
会合を
開き、
6日はおよそ
300人が
出席しました。
会合は非公開で行われましたが、市場関係者によりますと、はじめに会合に訪れた都の担当者が一連の問題を謝罪したうえで、移転の延期に伴う損害などに対応するため、支援窓口の体制を強化するほか、豊洲市場の安全性の確保に努めるとして、理解を求めたということです。
これに対し、出席した業者からは、「都にだまされた」など厳しい批判が相次いだということです。
そして、延期に伴う損害への補償や、移転した際は築地市場と同じように安全・安心のもとで営業できるよう求める意見も多く出されたということです。
会合のあと、仲卸業者の男性は「これだけ大ごとになれば、消費者が豊洲市場の安全・安心を決める状況になっている。商売ができる環境にならなければ移転すべきではない」と話していました。