茨城県石岡市の
病院で
50代の
入院患者が
結核と
診断され、
その後の
検査でほかにも
同じ
病棟の
入院患者など
20人が
集団感染していたことがわかりました。
結核の
集団感染が
確認されたのは、
茨城県石岡市にある「
丸山荘病院」です。
病院によりますと、ことし
8月、
発熱などの
症状を
訴えた
50代の
入院患者の
男性が、
県内のほかの
医療機関を
受診したところ
結核と
診断されたということです。
その後、土浦保健所と病院がこの患者と接触した可能性が高い同じ病棟の患者や職員の検査を行った結果、患者19人と看護助手1人の合わせて20人が結核に集団感染し、このうち患者の男性2人が発症していたということです。
最初に発症した50代の男性は県外の病院に入院し、快方に向かっているほか、ほかの2人も症状は軽いということです。病院は、来月、患者や職員など122人について再検査を行うことにしています。
丸山荘病院の瀧田泰彦院長は「関係者の方々にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。事実を重く受け止めて保健所の指導のもと今後一層の対策を進めていきます」と話しています。