内閣府が
初めて
行ったジカ
熱に関する
世論調査によりますと、
性行為でも
感染のリスクがあることを
知っている
人は
15%にとどまり、
政府は
蚊を
媒介とした
感染のほかにも、
危険性があることを
重点的に
呼びかけていく
方針です。
内閣府は、
中南米や
東南アジアを
中心に
感染が
広がっているジカ
熱について、ことし
9月から
先月にかけて、
全国の
18歳以上の
男女3000人を
対象に
初めて
世論調査を
行い、
61%
に当たる
1831人が
回答しました。
それによりますと、「ジカ熱がどのような病気か知っているか」という質問に対し、「知っている」が54%だったのに対し、「知らない」が45.6%でした。
知っている予防方法を複数回答で聞いたところ、「蚊に刺されないように長袖・長ズボンを着る」が72.9%、「虫よけスプレーなどを使用する」が54.1%だった一方、「コンドームを使用する」など、性行為でも感染のリスクがあることを知っている人は14.6%にとどまりました。
これについて、内閣官房の担当者は「来年2月には流行地域のブラジルでカーニバルもあり、渡航者が増えることも予想されるので、蚊を媒介としたもの以外でも感染するリスクがあることを重点的に周知したい」としています。