大阪・
堺市の
幼い
男の子の
行方がわからなくなっている
事件で、
警察は、
15日見つかった
子どもの
遺体はこの
男の子と
見て
確認を
急ぐとともに、
傷害致死の
疑いで
逮捕された
父親の
供述にあいまいな
点もあることから、
遺棄された
時期や
死因の
特定を
進め、
死体遺棄の
疑いで
本格的に
捜査することにしています。この
事件は、
大阪・
堺市に
住民票がある
梶本樹李ちゃんが
行方不明になっているもので、
警察は、
父親で
鉄筋工の
梶本卓容疑者(
35)が、
去年12月、
当時住んでいた
松原市の
自宅で
3歳だった
樹李ちゃんに
暴行して
死亡させたとして
傷害致死の
疑いで
逮捕し、
母親の
千穂容疑者(
32)を
保護責任者遺棄致死の
疑いで
逮捕しました。
警察が卓容疑者の供述に基づいて大阪・千早赤阪村の山の中を捜索したところ、15日午後、土の中から子どもの遺体が見つかりました。遺体は、トレーナーのような上着とズボンを身につけ両足に靴下をはいていて、遺体の状態から長期間、土の中に埋められていたと見られるということです。
警察によりますと、卓容疑者は「去年12月に死亡し、自宅に隠したあとことし5月になって遺棄した」と供述しているということですが、あいまいな点もあるということです。
警察は、遺体は樹李ちゃんと見て確認を急ぐとともに、遺棄された時期や死因の特定を進め、死体遺棄の疑いで本格的に捜査することにしています。