ビールの定義ていぎ拡大かくだい 「クラフトビール」開発かいはつ後押あとおしへ

Easy Japanese news
Dec 6, 2016 06:12
Furigana
政府せいふ与党よとう来年度らいねんど税制ぜいせい改正かいせいビールなどの「酒税しゅぜい」の見直みなおしにわせてビールの定義ていぎひろげ、全国ぜんこく各地かくち製造せいぞうされている「クラフトビール」の開発かいはつ後押あとおししていくことになりました。全国ぜんこく各地かくち製造せいぞうされている「クラフトビール」は地域ちいき特産とくさんひんとして生産せいさんりょうえていますが、いま制度せいどでは、麦芽ばくが使用しよう割合わりあいろくなな%を下回したまわったり、政令せいれいなどでさだめていない原料げんりょう使用しようしたりした場合ばあい、ビールの定義ていぎからはず発泡はっぽうしゅ分類ぶんるいされます。その結果けっか麦芽ばくが使用しよう割合わりあいろくなな以上いじょうでも原料げんりょう果物くだものなどを使つかっている「クラフトビール」が発泡はっぽうしゅあつかわれることや、海外かいがいでビールとして販売はんばいされている輸入ゆにゅうひん日本にっぽんでは発泡はっぽうしゅとされる事態じたいしょうじています。

このため政府せいふ与党よとう来年度らいねんど税制ぜいせい改正かいせいでビールや発泡はっぽうしゅなどの税率ぜいりついちぜろねんかけていちほんする見直みなおしをおこなうことにわせてビールの定義ていぎひろげることになりました。具体ぐたいてきには、麦芽ばくが使用しよう割合わりあいいまろくなな以上いじょうからぜろ以上いじょうげるほか、原料げんりょうについても麦芽ばくがホップなどにくわえて、かおりづけに使つかわれるオレンジかわや、果汁かじゅうなどもふくめることにしています。これによって地域ちいき特色とくしょくをいかした「クラフトビール」の開発かいはつ後押あとおししたいかんがえで、さい来年らいねん4月しがつから実施じっしする方針ほうしんです。

このほか、政府せいふ与党よとうは、「酒税しゅぜい」の見直みなおしでワイン増税ぞうぜいとなることをまえ国内こくないのワイン製造せいぞう業者ぎょうしゃへの影響えいきょう緩和かんわしようと小規模しょうきぼなワイナリーを対象たいしょう税率ぜいりつ軽減けいげんする措置そち拡充かくじゅう検討けんとうすることにしています。

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