東京都内で
インフルエンザの
患者が
急激に
増えていることから、
都は
28日にインフルエンザの「
流行注意報」を
出しました。
例年に
比べ
1か月余り
早く、
都は
手洗いやうがいなどの
予防を
徹底するよう
呼びかけています。
東京都によりますと、
今月25日までの
1週間に
都内の
419の
医療機関から
報告されたインフルエンザの
患者は
1つの
施設当たり
10.
58人となり、
前の
週のおよそ
1.
7倍と
急激に
増えています。
このため都は、今後、大きな流行が起きるおそれがあるとして、28日にインフルエンザの「流行注意報」を出しました。都内に「流行注意報」が出るのは例年に比べて1か月余り早くなっています。
また、検出されているウイルスは、「A香港型」が全体の93%を占め、患者は14歳以下の子どもが全体のおよそ60%に上っているということです。
感染の広がりを受けて都内では、今月25日までに延べ278の幼稚園や学校が学級閉鎖などの措置を取っています。
都は、手洗いやうがいのほか部屋の湿度を適度に保って乾燥を防ぐなど、インフルエンザの予防を徹底するよう呼びかけています。