いちねん無病むびょう息災そくさいいの寒中かんちゅうたく鉢たくはつ修行しゅぎょうはじまる 京都きょうと

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Jan 8, 2017 17:01
Furigana
Japanese newspaper
修験しゅげんどう山伏やまぶしたちが、としはじめに家々いえいえまわって、いちねん無病むびょう息災そくさいいのる「寒中かんちゅうたく鉢たくはつ修行しゅぎょう」が、京都きょうとはじまりました。寒中かんちゅうたく鉢たくはつ修行しゅぎょうは、京都きょうとにある修験しゅげんどう寺院じいん聖護院しょうごいん」が、新年しんねんのこの時期じきっています。

はちにちつめたいあめるなか、「すずかけ」とばれる法衣ほうえうえあまがっぱを羽織はおった山伏やまぶし姿すがた僧侶そうりょ信徒しんとはちぜろにんあまりがあつまり、出発しゅっぱつしきおこなわれました。

はじめに宮城みやぎやすしねん門主もんしゅが、「あめ足元あしもとわるいが、十分じゅうぶんをつけて修行しゅぎょう精進しょうじんしてほしい」とあいさつし、ほら貝ほらがいおと合図あいず出発しゅっぱつしました。

一行いっこうは、ななにんずつにかれて家々いえいえまわり、おけいんで、いちねん無病むびょう息災そくさい家内かない安全あんぜん祈願きがんしました。なかには出迎でむかえて、数珠じゅずってわせながらおけいひともいました。

聖護院しょうごいんちかくにはちさい女性じょせいは、「いえじゅうにひびわたってほしいとおもいながらおけいきました。毎年まいとし訪問ほうもんしてもらい、ありがたいことです」とはなしていました。

寒中かんちゅうたく鉢たくはつ修行しゅぎょう今月こんげついちよんにちまでおこなわれ、山伏やまぶしたちがおよそよんぜろぜろぜろ世帯せたいまわります。

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