不動産サイト
運営会社の
調査機関が
行った
調査で、
関東地方で
人気のある
駅は
1位は
目黒駅、
2位が
荻窪駅、
3位が
武蔵小杉駅でした。また、
前回の
調査で
初めてランキング
入りした
赤羽駅が
2年連続で
4位となり、
調査機関は
交通アクセスの
向上や
赤羽を
舞台とした
漫画が
影響していると
見ています。
調査は
不動産サイト
運営会社が
開設しているサイトで
駅の
名前の
検索件数を
統計に
取る
方法で
行われ
会社の
調査機関が
4年前から
関東地方の
上位10の
駅を
人気のある
駅として
発表しています。
去年1年間の結果が発表され1位が目黒駅、2位が荻窪駅、3位が武蔵小杉駅、4位が赤羽駅、5位が池袋駅となっています。
上位4つの駅は去年と同じ顔ぶれで、調査機関は交通の便がいい駅や子育て環境の整った地域の駅が選ばれたと見ています。
このうち赤羽駅は前の年の調査で初めてランキング入りし、2年連続で4位となりました。
調査機関は、上野や東京に直結するJRの上野東京ラインの開業で交通アクセスが向上したことや、赤羽を舞台にした漫画が人気となったことが影響していると分析しています。
調査機関の担当者は「赤羽は家賃相場も比較的リーズナブルで住みやすい。これほど利便性が高く個性的な街は珍しくそれが人気を集めた理由ではないか」と話しています。
赤羽 人気の背景にPR戦略
赤羽のある東京・北区では転入者を増やそうとPR活動に力を入れています。
北区によりますと先月の段階で区内の人口のうち65歳以上が4分の1を占め高齢者の住民の割合は東京23区の中で最も高いということです。
北区では若い世代を呼び込もうと去年から区の魅力を高めるPR活動を始めました。
このうち赤羽在住で、地元で出会ったユニークな人々の姿や場所などを描いた漫画「東京都北区赤羽」の作者清野とおるさんに依頼して、8種類2000枚のポスターを作成しました。
ポスターには漫画の主人公とともに「住めば、北区」と北区への転入を呼びかけるメッセージが添えられています。
ポスターは去年9月に区内外にあるJRや地下鉄の13の駅や区の施設などにいっせいに貼り出されSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどを通じて若い世代を中心に大きな反響があったということです。
区ではこうした取り組みが赤羽を始めとする区内の町の知名度の向上につながったと見ています。
北区広報課の雲出直子課長は「赤羽のよさが伝わりつつありうれしいです。北区には王子などほかにも魅力的な町があるので、今後も積極的にPRしていきたいです」と話していました。