일본어 뉴스: 台風9号動き遅く小笠原近海に停滞の恐れ暴風や高波に警戒

台風たいふう9号きゅうごうはやや勢力せいりょくを弱よわめるも、小笠原おがさわら諸島しょとうに最もっとも近ちかづいています。台風たいふうは動うごきが遅おそく、31日さんじゅういちにちにかけて小笠原おがさわら近海きんかいにほとんど停滞ていたいして影響えいきょうが長引ながびくおそれがあり、気象庁きしょうちょうは暴風ぼうふうや高波たかなみに警戒けいかいするとともに土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいに十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。

気象庁きしょうちょうによりますと、台風たいふう9号きゅうごうは29日にじゅうくにち午前ごぜん9時くじには小笠原おがさわら諸島しょとうの父島ちちじまの北東ほくとう120キロの海上かいじょうを1時間いちじかんに10キロの速はやさで西北西せいほくせいへ進すすんでいるとみられます。

中心ちゅうしんの気圧きあつは975ヘクトパスカル、中心ちゅうしん付近ふきんの最大さいだい風速ふうそくは30メートル、最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくは45メートルで、中心ちゅうしんから半径はんけい110キロ以内いないでは風速ふうそく25メートル以上いじょうの暴風ぼうふうとなっています。

台風たいふうは小笠原おがさわら諸島しょとうに最もっとも近ちかづいていて、父島ちちじまでは風かぜが次第しだいに強つよまり、午前ごぜん5時ごじまでの3時間さんじかんの最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくは21メートルとなっていて、雨あめも降ふっています。

このあと、台風たいふうは北きた寄よりに進すすみますが、動うごきが遅おそく、31日さんじゅういちにちにかけて小笠原おがさわら近海きんかいにほとんど停滞ていたいして影響えいきょうが長引ながびくおそれがあります。

このため、小笠原おがさわら諸島しょとうでは、31日さんじゅういちにちにかけて非常ひじょうに強つよい風かぜが吹ふく見込みこみで、29日にじゅうくにちの最大さいだい風速ふうそくは25メートル、最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくは35メートルと予想よそうされています。

海上かいじょうは31日さんじゅういちにちにかけてうねりを伴ともなって大だいしけとなる見込みこみで、29日にじゅうくにちの波なみの高たかさは7メートルと予想よそうされています。

また、30日さんじゅうにちにかけては断続だんぞく的てきに雷かみなりを伴ともなって激はげしい雨あめが降ふり、局地きょくち的てきに大雨おおあめとなるおそれがあります。

30日さんじゅうにち朝あさまでの24時間にじゅうよじかんに降ふる雨あめの量りょうは、小笠原おがさわら諸島しょとうの多おおいところで120ミリ、その後ご、31日さんじゅういちにち朝あさまでの24時間にじゅうよじかんには80ミリと予想よそうされ、その後ごも雨あめの量りょうが増ふえる可能かのう性せいがあります。

気象庁きしょうちょうは暴風ぼうふうや高波たかなみに警戒けいかいするとともに、土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいに十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。

落雷らくらいや突風とっぷう、高潮こうちょうにも注意ちゅういが必要ひつようです。

台風たいふう8号はちごう遠とおざかるも激はげしい雨あめおそれ

台風たいふう8号はちごうは沖縄おきなわの西にしの海上かいじょうに抜ぬけて遠とおざかっていますが、台風たいふうに向むかう暖あたたかく湿しめった空気くうきの影響えいきょうで沖縄おきなわ・奄美あまみでは大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになり、断続だんぞく的てきに発達はったつした雨雲あまぐもが流ながれ込こんでいます。