ごう新型しんがたフリゲートかん導入どうにゅう計画けいかく日本にっぽん提案ていあんさい優先ゆうせん候補こうほ発表はっぴょう

Easy Japanese news
N1 Aug 5, 2025 11:08 86
Furigana 번역
일본 신문
日本にっぽん新鋭さいしんえい護衛ごえいかんベースにした共同きょうどう開発かいはつ提案ていあんしているオーストラリアの新型しんがたフリゲートかん導入どうにゅう計画けいかくについて、オーストラリア政府せいふ日本にっぽん提案ていあん選定せんていしたと発表はっぴょうしました。正式せいしき契約けいやくむすばれれば日本にっぽんにとってこれまでで最大さいだい規模きぼ防衛ぼうえい装備そうびひん輸出ゆしゅつになります。

政府せいふはオーストラリアが計画けいかくする新型しんがたフリゲートかん導入どうにゅうさいし、海上かいじょう自衛隊じえいたい最新鋭さいしんえい護衛ごえいかん「もがみ」がたをベースにした共同きょうどう開発かいはつ提案ていあんし、オーストラリア政府せいふ複数ふくすう候補こうほから日本にっぽんとドイツにしぼんで検討けんとうすすめてきました。

これについてオーストラリアのマールズ国防こくぼうしょう5日いつか会見かいけんひらき「もがみがた艦艇かんてい絞り込しぼりこんだ」とべて、日本にっぽん提案ていあん選定せんていしたと発表はっぴょうしました。

マールズ国防こくぼうしょうは「もがみがたはオーストラリアにとって最高さいこう艦艇かんていだ」とべ、ステルスせいやミサイル能力のうりょくほかしょう人数にんずう運用うんようできるなど評価ひょうかしました。

そのうえで「今回こんかい決断けつだんはオーストラリア海軍かいぐん最高さいこう能力のうりょくつためのものであり、オーストラリアと日本にっぽん2国にこくかん関係かんけいにとっても非常ひじょう重要じゅうよう節目ふしめだ」とべ、にちごう安全あんぜん保障ほしょうめんでの関係かんけいがさらにふかまるきっかけなるというかんがえをしめしました。

オーストラリアは老朽ろうきゅうしたフリゲートかんわり100ひゃくおくオーストラリアドル、日本にっぽんえんでおよそ9500億きゅうせんごひゃくおくえんとうじてあらたに最大さいだい11じゅういっせき導入どうにゅうする計画けいかくで、正式せいしき契約けいやくむすばれれば日本にっぽんにとってこれまでで最大さいだい規模きぼ防衛ぼうえい装備そうびひん輸出ゆしゅつになります。
石破いしば首相しゅしょう決定けってい歓迎かんげいする”
石破いしば総理そうり大臣だいじんきゅうツイッターの「X」にメッセージ投稿とうこうし「オーストラリア政府せいふは、わがくにの『もがみ』がた護衛ごえいかん能力のうりょく向上こうじょうがたをオーストラリア海軍かいぐん次期じき汎用はんようフリゲートとして選定せんていした。オーストラリア政府せいふ決定けってい歓迎かんげいする。今後こんご契約けいやく締結ていけつけて官民かんみん一体いったいとなって取り組とりくんでいく」とつづっています。
はやし官房かんぼう長官ちょうかん安保あんぽ協力きょうりょくをさらなるたかみにきあげるおおきないち
はやし官房かんぼう長官ちょうかん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで「オーストラリア政府せいふ決定けってい歓迎かんげいしている。わがくにたか技術ぎじゅつりょくへの信頼しんらいや、自衛隊じえいたいとオーストラリアぐんとの相互そうご運用うんよう重要じゅうようせい評価ひょうかされたあかしであり、特別とくべつ戦略せんりゃくてきパートナーであるオーストラリアとの安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょくをさらなるたかみにきあげるおおきないちとなるものだ」とべました。

そのうえで「最終さいしゅうてき契約けいやく締結ていけつらいねんはじめを見込みこんでおり、締結ていけつけて関係かんけい省庁しょうちょう関係かんけい企業きぎょう連携れんけい官民かんみん一体いったいとなって取り組とりくんでいく」とべました。
中谷なかたに防衛ぼうえいしょう官民かんみん一体いったいとなって調整ちょうせい加速かそく
中谷なかたに防衛ぼうえい大臣だいじん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで「わがくににとって特別とくべつ戦略せんりゃくてきパートナーであるオーストラリアとの安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょくをさらなるたかみに引き上ひきあげるおおきないちとなるもので、決定けってい歓迎かんげいする。しょう人性じんせい能力のうりょくたかさにくわえて、プロジェクトに官民かんみん一体いったいかかわっていくてんたか評価ひょうかにつながったと認識にんしきしている」とべました。

そのうえで「共同きょうどう開発かいはつ生産せいさんとおじてわがくに艦艇かんてい能力のうりょく向上こうじょうにもするもので、安全あんぜん保障ほしょうじょうきわめてたか意義いぎがある。最終さいしゅうてき締結ていけつ2026年にせんにじゅうろくねんはじめを見込みこんでいて、引き続ひきつづ官民かんみん一体いったいとなって調整ちょうせい加速かそくさせたい」とべました。
専門せんもん共通きょうつう認識にんしき選定せんていにも影響えいきょうあたえている」
かつてオーストラリア国防こくぼうしょう装備そうびひん調達ちょうたつかかわり、現在げんざい安全あんぜん保障ほしょう関係かんけいのシンクタンクの代表だいひょうつとめるマイケル・シューブリッジ今回こんかい選定せんてい背景はいけいに、オーストラリアの戦略せんりゃくじょうのニーズとともに中国ちゅうごく念頭ねんとうにしたにちごう安全あんぜん保障ほしょう戦略せんりゃく共通きょうつう認識にんしきがあると分析ぶんせきしています。

このなかでシューブリッジはオーストラリアが保有ほゆうしているフリゲートかん速度そくどおそうえ、ミサイルの搭載とうさいすうすくなく無人むじん攻撃こうげきへの対応たいおう十分じゅうぶんでないなどとして「老朽ろうきゅうしていて、とてもぜいじゃくいまある脅威きょうい対応たいおうできない。迅速じんそくあたらしくすることが必要ひつよう状況じょうきょうにある」としています。

そのうえ日本にっぽん提案ていあんについて「1点いってん非常ひじょうすぐれた艦艇かんていであること、2点にてん早期そうき調達ちょうたつできるというてんだ」として護衛ごえいかん能力のうりょくとともに調達ちょうたつのペースについてもオーストラリアがわのニーズにあっているという認識にんしきしめしました。

さらに「中国ちゅうごく存在そんざいにちごう共通きょうつう安全あんぜん保障ほしょうじょう課題かだいである事実じじつえない。これが両国りょうこく連携れんけい強化きょうかする要因よういんとなり、この決定けっていへの重要じゅうよう要素ようそだ」と指摘してきし、中国ちゅうごく念頭ねんとうにしたインド太平洋たいへいよう地域ちいき安全あんぜん保障ほしょうめぐ日本にっぽんとオーストラリアの共通きょうつう認識にんしき選定せんていにも影響えいきょうあたえているという見方みかたしめしています。

またオーストラリアとしては国内こくない防衛ぼうえい装備そうびひん生産せいさん基盤きばんさい整備せいびのほか、おも調達ちょうたつさき欧米おうべい国々くにぐに生産せいさん能力のうりょくいついていないという課題かだいがあると指摘してきしました。

そのうえで「軍事ぐんじ物資ぶっしほとんどアメリカから供給きょうきゅうされているが、アメリカのほかにも供給きょうきゅうげん必要ひつようになる」とはなし、将来しょうらいてきにちごう防衛ぼうえい産業さんぎょう分野ぶんやでの連携れんけいのすそひろげるきっかけになりるというかんがえをしめしました。







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