アメリカのオバマ
前大統領が
回顧録を
出版し、
就任後に
初めて会談した
当時の
鳩山総理大臣について、「
硬直化し、
迷走した
日本政治の
象徴だ」と
記すなど、
当時の
日本政治に
厳しい評価を
下しています。
アメリカのオバマ
前大統領は17
日、
回顧録を
出版し、2008
年の
大統領選挙で、
自身の
副大統領候補にバイデン
氏を
選んだ
理由について35
年間にわたる
上院議員としての
経験や、
誰をも
魅了する
心の
温かさを
感じたこと
などを
挙げました。
一方、オバマ氏は2009年に就任後、初めて日本を訪問して会談した当時の鳩山総理大臣について、「3年間で4人目の総理大臣で、日本を悩ませてきた、硬直化し、迷走した日本政治の象徴だ」として、当時の日本政治に厳しい評価を下しています。
また、オバマ氏が皇居を訪れた際、今の上皇ご夫妻に深く頭を下げたことがアメリカ国内で批判されたことについて、「なぜアメリカの右派の人たちが冷静さを失って批判するのか理解に苦しむ」とも記しています。
一方、オバマ氏の前任だったブッシュ元大統領が、政権移行に最大限協力してくれたエピソードなども記していて、アメリカメディアは、大統領選挙での敗北を認めないトランプ大統領を暗に批判していると伝えています。