米アラスカ州にあるアンカレッジ国際空港には派手な施設やたくさんの滑走路はありません。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の余波で、同空港は最近、少なくとも一部の土曜日に関しては「世界で最も忙しい空港」となっています。
空港の責任者によれば、土曜日は主力である貨物の業務が忙しい日となる一方で、旅客サービス業については最も便数が減ります。
例えば、5月2日は、アンカレッジ空港では744件の航空業務を処理しました。シカゴの空港は579件、アトランタの空港は529件にとどまったそうです。
アンカレッジ空港は地理的にも良い位置にあり、空港によれば9.5時間の飛行で先進工業国の90%をカバーできるそうです。