兵庫県姫路市の
小学校の
道徳の
授業で、50
代の
男性教師が
指導方法を
注意された
男子児童に
腹を
立て、
首をねんざするけがを
負わせていたことがわかりました。
児童は
このあと
学校を
休んでいて、
市の
教育委員会は
体罰にあたるとして
教師の
処分を
検討しています。
姫路市教育委員会によりますと11
月29
日、
市内の
公立小学校に
勤める50
代の
男性教師が
新人教師の
指導のため
別の
小学校を
訪れ、
3年生の
道徳の
授業に
立ち会いました。
この中で男性教師が女子児童の姿勢を正そうと体に触れたところ、同級生の男子児童から「嫌がってるやん」とやめるよう注意されました。
これに対し、教師は男子児童を廊下に連れ出して、両手で顔をはさんで正面を向かせようとし、はずみで児童は首のねんざなどのけがを負いました。男子児童はこのあと学校を休んでいるということです。
小学校は今月2日に男子児童の保護者から連絡を受けて状況を把握し、全校集会の場で男性教師は「児童の言葉に感情的になってしまった」と謝罪したということです。
姫路市教育委員会は教師の行動は体罰にあたるとして、処分を検討しています。