ロシアのプーチン
大統領は
アメリカの
トランプ大統領と
電話で
会談し、アメリカの
情報によってロシア
国内のテロを
阻止することができたと
謝意を
伝え、
両国関係が
冷え込む
中でもテロ
対策で
連携して
いくことを
確認しました。ロシア
大統領府によりますと、プーチン
大統領は29
日にアメリカの
トランプ大統領と
電話で
会談し、
この中で「アメリカからもたらされた
情報によって、ロシア
国内で
計画されていたテロを
阻止することができた」として、トランプ
大統領に
謝意を
伝えたということです。
そのうえで両首脳はテロ対策で連携していくことを確認しました。
これに関連してロシア連邦保安庁は29日、アメリカの情報に基づいて捜査を進めた結果、サンクトペテルブルクで新年の休暇に合わせてテロを計画していたとして、ロシア国籍の男2人を拘束したと明らかにしました。
プーチン大統領はこれまでもCIA=アメリカ中央情報局の協力でテロが防げたとして、トランプ大統領に電話で謝意を伝えたことがあります。
プーチン大統領としては、米ロ関係が冷戦が終結して以降最悪とも言われるほどに冷え込む中でも、共通のテーマであるテロ対策で連携を深める姿勢を強調し、関係改善の糸口を探るねらいもあるとみられます。