中国内陸部の
湖北省武漢で、
新型のコロナウイルスによるものとみられる
肺炎が
相次いでいる
問題で、
地元当局は
新たに69
歳の
男性が
死亡したと
発表しました。
中国での、
この肺炎による
死者は
2人目です。
中国内陸部の
湖北省武漢では、
先月以降、
新型のコロナウイルスによるものとみられる
肺炎の
患者が
相次いで
確認されていて、
武漢の
保健当局は16
日夜、
新たに69
歳の
男性が
死亡したと
発表しました。
この男性は先月31日に発症し、今月4日に病状が悪化したため武漢市内の病院で治療を受けていたものの、15日未明に死亡したということです。
地元当局は今回の肺炎ですでに61才の男性が死亡したと発表していて、中国での、この肺炎による死者は2人目となります。
地元当局によりますと、これまでに41人の患者が確認されていて、死亡した2人のほか5人が重症、12人がすでに病状が回復して退院したということです。
新年を旧暦で祝う中国では、来週24日から春節にあわせた7日間の大型連休が始まり、国内での移動や海外への渡航が増えるだけに、当局は監視体制を強化するものとみられます。
一方、日本国内でも武漢に渡航していた神奈川県に住む中国籍の男性が、帰国後に肺炎の症状を訴え、新型コロナウイルスへの感染が確認されています。