일본어 뉴스: 体操NHK杯女子優勝の村上茉愛ら4人が東京オリンピック内定

東京とうきょうオリンピックの代表だいひょう選考せんこうを兼かねた体操たいそうのNHK杯はいは、15日にち、女子じょしの競技きょうぎが行おこなわれ、村上むらかみ茉愛あい選手せんしゅが3年ねんぶり3回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

NHK杯はいの結果けっか、村上むらかみ選手せんしゅを含ふくめて4人にんが東京とうきょうオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしました。

体操たいそうのNHK杯はいは、東京とうきょうオリンピックの代表だいひょう選考せんこうを兼かねて15日にちから長野ながの市しで始はじまりました。

大会たいかいは先月せんげつの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんの得点とくてんを持ち越もちこして行おこなわれました。

全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんで優勝ゆうしょうした村上むらかみ選手せんしゅは、最初さいしょの種目しゅもく、得意とくいの跳馬ちょうばで14.700の高こう得点とくてんを出だしましたが、続つづく段違だんちがい平行棒へいこうぼうで片手かたてがバーをつかみ損そこねるミスが出でました。

しかし3種目しゅもくめ、課題かだいの平均へいきん台だいでは大おおきなミスのない演技えんぎを見みせ、最後さいごのゆかでは、H難なん度どの大技おおわざ、「シリバス」を決きめてただ1人にん、14点てん台だいをマークしました。

村上むらかみ選手せんしゅは全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんとの合計ごうけいで168.030の得点とくてんで、3年ねんぶり3回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

2位いは畠田はただ瞳ひとみ選手せんしゅ、3位いは平岩ひらいわ優奈ゆうな選手せんしゅ、4位いは杉原すぎはら愛子あいこ選手せんしゅで、優勝ゆうしょうした村上むらかみ選手せんしゅと合あわせて4人にんが東京とうきょうオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしました。

3大会たいかい連続れんぞくのオリンピック出場しゅつじょうを目指めざした寺本てらもと明日香あすか選手せんしゅは5位いでした。

村上むらかみ茉愛あいとは

村上むらかみ茉愛あい選手せんしゅは神奈川かながわ県けん出身しゅっしんの24歳さい。2位い以下いかに大おおきな点差てんさをつけて2大会たいかい連続れんぞくのオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしました。村上むらかみ選手せんしゅは、力強ちからづよい足腰あしこしからバネを生いかしたダイナミックな演技えんぎが持ち味もちあじで、ゆかと跳馬ちょうばを得意とくいとしていて、ゆかでは2回かい宙返ちゅうがえり2回かいひねりのH難なん度どの大技おおわざ「シリバス」をこなします。

2016年ねんのリオデジャネイロオリンピックでは、日本にっぽん女子じょしの団体だんたい4位い入賞にゅうしょうに貢献こうけんし、2017年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんでは、種目しゅもく別べつのゆかで日本にっぽんの女子じょし選手せんしゅとして63年ねんぶりとなる金メダルきんめだる。さらに2018年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんでは個人こじん総合そうごうで日本にっぽんの女子じょし選手せんしゅで初はじめて銀メダルぎんめだるを獲得かくとくし、東京とうきょうオリンピックでは、日本にっぽんのエースとしての活躍かつやくが期待きたいされています。

村上むらかみ選手せんしゅの課題かだいは、平均へいきん台だいと段違だんちがい平行棒へいこうぼうの得点とくてんが低ひくいことで、4種目しゅもくすべてで14点てん台だいの得点とくてんを獲得かくとくすることを目標もくひょうにこの冬ふゆは、平均へいきん台だいの強化きょうかに取り組とりくんでいました。

先月せんげつの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんでは、練習れんしゅうを積つんできた平均へいきん台だいのしゃがんだ姿勢しせいの3回かいターンなどを決きめて一定いっていの手応てごたえをつかんだものの、他たの技わざでミスが出でて得点とくてんが伸のびず、NHK杯はいでは、より完成かんせい度どの高たかい演技えんぎを見みせることを目標もくひょうに大だい一番いちばんに臨のぞんでいました。

畠田はただ瞳ひとみとは

畠田はただ瞳ひとみ選手せんしゅは、東京とうきょう都と出身しゅっしんの20歳さいです。父ちちは、1992年ねんのバルセロナオリンピックで男子だんし団体だんたい銅メダルどうめだる獲得かくとくに貢献こうけんした畠田はただ好章よしあきさんで、母ははの友紀子ゆきこさんも元もと体操たいそう選手せんしゅの体操たいそう一家いっかに生うまれ小しょう学校がっこう低てい学年がくねんから本格ほんかく的てきに競技きょうぎを始はじめました。

長ながい手足てあしを生いかした表現ひょうげん力りょく豊ゆたかな演技えんぎが持ち味もちあじで、得意とくいの段違だんちがい平行棒へいこうぼうでは、E難なん度どのマロニーハーフを武器ぶきにしています。

3年ねん前まえのNHK杯はいで村上むらかみ茉愛あい選手せんしゅと寺本てらもと明日香あすか選手せんしゅに次ついで3位いに入はいって初はじめて世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょうに選えらばれ、翌年よくねんの世界せかい選手権せんしゅけんでは、中心ちゅうしんメンバーとして活躍かつやくしました。

ことしの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんでは、4種目しゅもくで安定あんていした成績せいせきを残のこし、2年ねん連続れんぞくで村上むらかみ選手せんしゅに続つづく2位いに入はいっていました。

平岩ひらいわ優奈ゆうなとは

平岩ひらいわ優奈ゆうな選手せんしゅは、東京とうきょう都と出身しゅっしんの22歳さいです。手足てあしの先さきまで伸のびた美うつくしい体操たいそうを持ち味もちあじに2014年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんで初はじめて代表だいひょうに入はいりました。

その後そのご、けがなどで調子ちょうしの上あがらない時期じきが続つづきましたが、先月せんげつの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんでは、持ち前もちまえの美うつくしい体操たいそうで4種目しゅもくで安定あんていした演技えんぎを披露ひろうし、3位いに入はいっていました。

杉原すぎはら愛子あいことは

杉原すぎはら愛子あいこ選手せんしゅは、大阪おおさか出身しゅっしんの21歳さい。小学しょうがく4年生ねんせいの時ときに本格ほんかく的てきに競技きょうぎを始はじめ、持ち前もちまえの瞬発しゅんぱつ力りょくとバランス感覚かんかくを武器ぶきに平均へいきん台だいやゆかを得意とくいとして、初はじめて出場しゅつじょうした2016年ねんのリオデジャネイロオリンピックでは、女子じょし団体だんたいの4位い入賞にゅうしょうに貢献こうけんしました。

平均へいきん台だいでは、片足かたあしで2回かいターンするE難なん度どの技わざを世界せかいで初はじめて成功せいこうさせて「スギハラ」の名ながついています。

ここ数すう年ねん、腰こしの状態じょうたいなどに苦くるしめられていましたが、先月せんげつの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんの決勝けっしょうでは跳馬ちょうばと平均へいきん台だいで全体ぜんたい2位いの得点とくてんをマークするなど4種目しゅもくで安定あんていした演技えんぎを見みせ4位いに入はいっていました。