日本とタイを
歴訪するローマ・カトリック
教会のフランシスコ
法王が
最初の
訪問地のタイに
到着しました。
機内で
日本への
訪問について
聞かれると
笑顔をみせる
など、
訪問を
楽しみにしていることを
伺わせていました。
今月20
日から26
日にかけて
日本とタイを
歴訪するフランシスコ
法王は20
日午後最初の
訪問地、タイのバンコクに
特別機で
到着しました。
ローマ法王がタイを訪れるのはヨハネ・パウロ2世以降、35年ぶりです。
空港では、タイで修道女として教育活動を行っている法王のはとこを始め、カトリック教会の関係者や民族衣装を着た子どもたちなどがタイとバチカンの国旗を振って歓迎しました。
タイに向かう機内でフランシスコ法王は、バチカンから同行している記者団に対し「異なる文化を伝える皆さんの仕事に感謝します」と述べました。
その後一人ひとりとあいさつを交わし、NHKの取材班が「日本へ訪問がようやくかないましたね」と尋ねると、親指をたてて笑顔を見せ、日本への訪問を楽しみにしていることを伺わせていました。
今回のタイ訪問でフランシスコ法王は、ワチラロンコン国王やタイ仏教の最高指導者らと面会する予定で、異なる宗教との対話や調和をメッセージとして伝えるものとみられます。
今月23日には日本に到着し、被爆地の長崎や広島のほか東京を訪れます。