日本新聞: “団塊世代が75歳になると…保険財政悪化” 改革求める健保連

“団塊だんかい世代せだいが75歳さいになると…保険ほけん財政ざいせい悪化あっか” 改革かいかく求もとめる健保連けんぽれん

Nov 22, 2019 16:11

Furigana

健保連けんぽれん＝健康けんこう保険ほけん組合くみあい連合れんごう会かいの全国ぜんこく大会たいかいが開ひらかれ、団塊だんかいの世代せだいが75歳さいになり始はじめる2022年ねんから保険ほけん財政ざいせいの悪化あっかが見込みこまれるとして、後期こうき高齢こうれい者しゃの医療いりょう費ひの自己じこ負担ふたんを引き上ひきあげることなど、抜本ばっぽん的てきな改革かいかくを求もとめる決議けつぎを採択さいたくしました。大だい企業きぎょうの「健康けんこう保険ほけん組合くみあい」でつくる健保連けんぽれん＝健康けんこう保険ほけん組合くみあい連合れんごう会かいは、東京とうきょう都内とないで大会たいかいを開ひらき、およそ4000人にんが出席しゅっせきして決議けつぎを採択さいたくしました。

それによりますと、いわゆる団塊だんかいの世代せだいが75歳さいになり始はじめる2022年ねん以降いこう、財政ざいせい悪化あっかが急速きゅうそくに進すすむと見込みこまれ、保険ほけん制度せいどは危機きき的てきな状況じょうきょうに陥おちいるとしています。

そして、制度せいどを維持いじするために、原則げんそく１いち割わりとなっている後期こうき高齢こうれい者しゃの病院びょういんでの窓口まどぐち負担ふたんを、75歳さいになった人ひとから順次じゅんじ、２に割わりに引き上ひきあげることや、薬くすりの保険ほけんの適用てきよう範囲はんいを見直みなおすことなど、抜本ばっぽん的てきな改革かいかくを行おこなうよう求もとめています。