7日、フランスのパリにある新聞社「シャルリ・エブド」に銃を持った男たちが入ってきて、社員など10人と、警察官2人の12人を撃って殺しました。犯人のうち1人の18歳の少年は逮捕されました。しかし、銃を撃った2人は、日本時間の9日の昼になっても逃げています。
フランスの政府は、逃げている2人はサイド・クワシ容疑者(34歳)と弟のシェリフ・クワシ容疑者(32歳)だと言いました。事件の写真や犯人が使った車に残っていたIDカードなどからわかりました。
弟のシェリフ容疑者はイスラム過激派(=イスラム教のためだと言って武器を持って戦うグループ)と関係があるため、警察が2人の様子に気をつけていました。
ヨーロッパやアメリカでは、新聞社での事件に抗議して、大勢の人たちが集まりました。そして、亡くなった人たちのために祈ったり、言論の自由は大切だと強く言ったりしています。