警察や消防、それに労働基準監督署は、18日午前9時半ごろからおよそ60人の態勢で合同で現場検証を行っています。現場検証では、焼け落ちた倉庫の状況を調べたり、小型の無人機「ドローン」を使って上空から焼けた状況を確認したりしていました。
これまでの調べで、燃えたのは工場の敷地内にある倉庫に保管されていたアルコールやシンナーなどの廃油が入ったドラム缶で、百数十本が燃えたと見られることが警察への取材でわかりました。
警察によりますと、火が出た当時、ドラム缶を倉庫に運び込む作業をしていたということで、警察などは出火原因を調べるとともに、工場の安全管理に問題がなかったか確認を進めています。