このうち、わいせつな写真を撮影したり被害者にみずから撮影させて画像を送らせたりする事件が1262件と全体の6割を占めています。被害を受けた18歳未満の子どもも1313人と統計を取り始めた平成12年以降最も多くなり、このうち脅迫されるなどしてみずから撮影した自分の裸の画像などを送る被害が480人と4年連続で増加しました。
警察庁によりますと、自分の画像を送ってしまう被害のおよそ8割は、SNSなどの交流サイトで知り合った面識のない人物から要求されていたということです。警察庁は事件の摘発を進めるとともに、子どもや保護者に対して悪質なアプリやサイトへの接続を制限するフィルタリング機能の活用を呼びかけるなどして、子どもを守る取り組みに力を入れていくことにしています。