Japanese News: 北朝鮮情勢めぐり各党が討論

ＮＨＫえぬえいちけいの日曜にちよう討論とうろんで、北朝鮮きたちょうせん情勢じょうせいをめぐり、自民党じみんとうが、北朝鮮きたちょうせんによる新あらたな挑発ちょうはつ行為こういの可能かのう性せいも否定ひていできないとして、アメリカの軍事ぐんじ力りょくも背景はいけいにした包括ほうかつ的てきな解決かいけつ策さくが重要じゅうようだという認識にんしきを示しめす一方いっぽう、民進党みんしんとうは、挑発ちょうはつが挑発ちょうはつを呼よぶ形かたちでの軍事ぐんじ的てきな衝突しょうとつにつながらないよう、対話たいわと圧力あつりょくのバランスが必要ひつようだと指摘してきしました。自民党じみんとうの茂木もぎ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは「北朝鮮きたちょうせんの核かく・ミサイルの開発かいはつは新あらたな段階だんかいの脅威きょういになっていて、新あらたな挑発ちょうはつ行為こういを行おこなう可能かのう性せいは否定ひていできない。国際こくさい社会しゃかいが連携れんけいし、基本きほん的てきには外交がいこうで解決かいけつしたいが、アメリカの強つよい軍事ぐんじ力りょくも背景はいけいにしながら、北朝鮮きたちょうせんの暴挙ぼうきょを止とめ、包括ほうかつ的てきに解決かいけつしていくアプローチが大切たいせつだ。日本にっぽんの防衛ぼうえい力りょくも、イージスだけでなく、さまざまな装備そうびを高たかめていかなければならない」と述のべました。

民進党みんしんとうの大串おおぐし政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは「国際こくさい社会しゃかいとともに、対話たいわと圧力あつりょくという考え方かんがえかたをきちんと取とっていかなければならない。ただ、北朝鮮きたちょうせんが挑発ちょうはつ行為こういを繰り返くりかえしてくるのに対にたいして、強つよい態度たいどで圧力あつりょくを掛かける時とき、挑発ちょうはつが挑発ちょうはつを呼よぶような形かたちで軍事ぐんじ的てきにエスカレーションし、偶発ぐうはつ的てきな衝突しょうとつにつながらないよう、微妙びみょうなバランスが必要ひつようだ」と述のべました。

公明党こうめいとうの石田いしだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは「北朝鮮きたちょうせんはリアルな危険きけんまできている。対話たいわのための対話たいわでは意味いみが無なく、実際じっさいに北朝鮮きたちょうせんを動うごかしていくことを考かんがえて、すべてのカードがテーブルの上うえにある。北朝鮮きたちょうせんと特別とくべつな関係かんけいの中国ちゅうごくは６ろくか国かこく協議きょうぎの議長ぎちょう国こくでもあるので、もう少もうすこし影響えいきょう力りょくを発揮はっきしてもらいたい」と述のべました。

共産きょうさん党とうの笠井かさい政策せいさく委員いいん長ちょうは「アメリカが北朝鮮きたちょうせんに対にたいし、軍事ぐんじ行動こうどうの選択肢せんたくしをとれば、韓国かんこくや日本にっぽんを巻き込まきこんで深刻しんこくな武力ぶりょく紛争ふんそうに発展はってんする。それを絶対ぜったいに起おこさせないことが大事だいじで、外交がいこうに徹てっすることでこそ、国民こくみんの命いのちと安全あんぜんを守まもることができる」と述のべました。

日本にっぽん維新いしんの会かいの下地したじ国会こっかい議員ぎいん団だん政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは「アメリカに軍事ぐんじ力りょくや中国ちゅうごくの説得せっとくを期待きたいするやり方やりかたは大丈夫だいじょうぶだが、わが国わがくにが何なにをしているのかが、まだ見みえない。日本にっぽんは明確めいかくに６ろくか国かこく協議きょうぎをやると主張しゅちょうしないと、前まえには進すすまない」と述のべました。

北朝鮮きたちょうせん情勢じょうせいめぐり 各党かくとうが討論とうろん

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