このうち、日本に最も近かった1発は、石川県の能登半島から北におよそ200キロの日本海上に落下したと推定され、政府は、北朝鮮の弾道ミサイルは現実的な脅威だとしています。
防衛省がさらに詳しく分析した結果、この1発は石川県輪島市の舳倉島からおよそ150キロの海域に落下したと推定され、これまでに北朝鮮が発射した弾道ミサイルの中で最も日本の領土の近くに落下したと見られることがわかりました。
防衛省は、北朝鮮が今後も核実験や弾道ミサイルの発射などの挑発行動を行うおそれがあるとして、稲田防衛大臣が今月上旬に予定していたベトナム訪問を見送り、大型連休中も東京都内で待機するなど、引き続き警戒・監視に万全を期すことにしています。