20日夜行われた
WBA=世界ボクシング協会のミドル
級王座決定戦で
村田諒太選手が
判定で
敗れた
結果について、
WBAの
会長は
自身の
ツイッターで、「
再戦を
命じるよう
求める」との
考えを
示しました。
20日夜、
東京の
有明コロシアムで行われたWBA=
世界ボクシング
協会のミドル
級王座決定戦では、
ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手が
フランスの
アッサン・エンダム選手と
対戦し、
第4ラウンドにダウンを奪ったほか、
その後も
強烈な
右ストレートでたびたび
相手をふらつかせましたが、
判定の
結果、
手数で
上回ったエンダム
選手が
2対1で
勝ち、
村田選手の
王座獲得はなりませんでした。
この結果について、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は自身のツイッターで、みずからつけた採点表の画像を公開して「117対110で村田選手の勝ち」としたうえで、「正しい判定で競技に貢献できなかったことに怒りを感じる。村田選手、帝拳プロモーション、すべての日本のボクシングファンにおわびする」と謝罪しました。
そのうえで、世界戦を統括する関係部署に「再戦を命じるよう求める」との考えを示しました。
WBAの会長が自身のツイッターで、「再戦を命じるよう求める」との考えを示したことについて、村田選手が所属する帝拳ジムの本田明彦会長は、「WBAの会長がみずからの団体のレフェリーの間違いを認めること自体が異例なので、まずは事実関係の確認が必要だ」と話しました。
そのうえで、再戦の可能性については、「村田選手本人の意向を優先したい。ボクシングを続けるか続けないかさえも、まだ話せていない。それを踏まえて、もし本人がやりたいということであれば、検討することも考えていきたい」と話しました。