일본어 뉴스: 連続企業爆破事件大道寺将司死刑囚が拘置所で病死

昭和しょうわ４よん９きゅう年ねんから翌年よくねんにかけて三菱みつびし重工じゅうこうの本社ほんしゃなどが相次あいついで爆破ばくはされた事件じけんで、殺人さつじんなどの罪つみに問とわれた大道だいどう寺てら将司まさし死刑しけい囚しゅうが２に４よん日にち午前ごぜん、多発たはつ性せい骨髄腫こつづいしゅのため東京とうきょう拘置こうち所しょで死亡しぼうしました。昭和しょうわ４よん９きゅう年ねんから翌年よくねんにかけて三菱みつびし重工じゅうこうや間組はざまぐみの本社ほんしゃなどが相次あいついで爆破ばくはされた事件じけんでは、最もっとも被害ひがいが大おおきかった三菱みつびし重工じゅうこうビルの事件じけんで８はち人にんが死亡しぼうし１いち６ろく５ご人にんが重軽傷じゅうけいしょうを負おいました。

一連いちれんの事件じけんで東アジアひがしあじあ反日はんにち武装ぶそう戦線せんせんの大道だいどう寺てら将司まさし死刑しけい囚しゅう（６ろく８はち）は殺人さつじんなどの罪つみに問とわれ、昭和しょうわ６ろく２に年ねんに最高さいこう裁判所さいばんしょで死刑しけいが確定かくていしました。大道寺だいどうじ死刑しけい囚しゅうは「爆弾ばくだんに人ひとが死しぬほどの威力いりょくがあるとは思おもわなかった」として再審さいしん＝裁判さいばんのやり直やりなおしを求もとめましたが、平成へいせい２に０ぜろ年ねんに最高さいこう裁判所さいばんしょが認みとめない判断はんだんを示しめしたため、改あらためて東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょに再審さいしんを求もとめていました。

法務省ほうむしょうによりますと、大道寺だいどうじ死刑しけい囚しゅうは７なな年ねん前まえに多発たはつ性せい骨髄腫こつづいしゅと診断しんだんされ治療ちりょうを受うけていましたが２に４よん日にち午前ごぜん、収容しゅうようされていた東京とうきょう拘置こうち所しょで死亡しぼうしたということです。これにより全国ぜんこくの拘置こうち所しょにいる死刑しけい囚しゅうは１いち２に７なな人にんとなりました。

連続れんぞく企業きぎょう爆破ばくは事件じけんとは

連続れんぞく企業きぎょう爆破ばくは事件じけんは、昭和しょうわ４よん９きゅう年ねんから５ご０ぜろ年ねんにかけて過激かげき派はの「東アジアひがしあじあ反日はんにち武装ぶそう戦線せんせん」が起おこしたものです。三菱みつびし重工じゅうこうや三井みつい物産ぶっさん、それに間組はざまぐみなど海外かいがいに進出しんしゅつしていた企業きぎょうが標的ひょうてきにされ１いち２に件けんの爆弾ばくだん事件じけんが相次あいつぎました。

このうち昭和しょうわ４よん９きゅう年ねん８月はちがつの三菱みつびし重工じゅうこうビル爆破ばくは事件じけんは、白昼はくちゅう、東京とうきょう・丸の内まるのうちのオフィス街がいで起おき、昼休ひるやすみ中ちゅうのサラリーマンら８はち人にんが死亡しぼう、１いち６ろく５ご人にんが重軽傷じゅうけいしょうを負おいました。

合あわせて８はち人にんが起訴きそされ、大道寺だいどうじ将司まさし死刑しけい囚しゅうと益えき永えい利明としあき、旧姓きゅうせい・片岡かたおか利明としあき死刑しけい囚しゅうが死刑しけい判決はんけつを受うけ、確定かくていしました。しかし８はち人にんのうち３さん人にんは、日本にっぽん赤軍せきぐんが海外かいがいで大使館たいしかん占拠せんきょ事件じけんやハイジャック事件じけんを起おこした際さいに超ちょう法規ほうき的てき措置そちによって釈放しゃくほうされました。その後そのご、１いち人にんは逮捕たいほされ有罪ゆうざいが確定かくていしましたが、残のこり２に人にんは現在げんざいも国際こくさい手配てはいされています。