北朝鮮きたちょうせんICBM発射はっしゃ国連こくれん安保理あんぽり 緊急きんきゅう会合かいごうはじまる

Easy Japanese news
Jul 6, 2017 05:07
Furigana
北朝鮮きたちょうせんICBM=大陸たいりくかん弾道だんどうミサイルのはじめての発射はっしゃ実験じっけん成功せいこうしたと発表はっぴょうしたことをけて、国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかいでは緊急きんきゅう会合かいごうはじまり、北朝鮮きたちょうせんへの対応たいおうをめぐってこのところ立場たちばへだたりが目立めだアメリカ中国ちゅうごくがどのような姿勢しせいしめすのかが焦点しょうてんです。北朝鮮きたちょうせんよんにち弾道だんどうミサイルいちはつ発射はっしゃして、ICBM=大陸たいりくかん弾道だんどうミサイルのはじめての発射はっしゃ実験じっけん成功せいこうしたと発表はっぴょうし、アメリカのティラーソン国務こくむ長官ちょうかんもミサイルはICBMだったとはじめてみとめ、国際こくさい社会しゃかいは、ミサイル技術ぎじゅつ急速きゅうそく向上こうじょうさせる北朝鮮きたちょうせんへの対応たいおうせまられています。

これをけて、国連こくれん安保理あんぽり緊急きんきゅう会合かいごう現地げんち時間じかんにち午後ごごさん日本にっぽん時間じかんろくにち午前ごぜんよん)からはじまりました。会合かいごう先立さきだって議長ぎちょうつとめる中国ちゅうごくりゅうゆいいち国連こくれん大使たいしは、記者きしゃだんからあらたな非難ひなん声明せいめい決議けつぎ可能かのうせいについてわれると、「てみましょう」とだけこたえました。安保理あんぽり外交がいこうすじ現時点げんじてん非難ひなん声明せいめい決議けつぎ草案そうあんていないとしています。

アメリカは、このところ北朝鮮きたちょうせんのみならず中国ちゅうごくへの圧力あつりょくつよめていますが、中国ちゅうごくは、ロシアとともにあくまで対話たいわ必要ひつようせい強調きょうちょうしており、北朝鮮きたちょうせんへの対応たいおうをめぐって立場たちばへだたりが目立めだつアメリカと中国ちゅうごくがどのような姿勢しせいしめすのかが焦点しょうてんです。

国連こくれん安保理あんぽり緊急きんきゅう会合かいごう先立さきだち、イギリスライクロフト国連こくれん大使たいし記者きしゃだんに対にたいし、「ミサイル実験じっけん挑発ちょうはつてき行為こういで、非常ひじょう深刻しんこく安保理あんぽり決議けつぎ違反いはんだ。さらなる対応たいおうをとる必要ひつようがある。つまり、制裁せいさい対象たいしょうひろげ、よりおおくの個人こじん団体だんたいふくめるということだ。そして必要ひつようであれば、さらなる制裁せいさいすということだ」とべました。

また、フランスドラットル国連こくれん大使たいしも「北朝鮮きたちょうせんに対にたいする制裁せいさいつよめるため、あらたな安保理あんぽり決議けつぎおこなうことを支持しじする。むだにする時間じかんはないとかんがえている」とべました。

一方いっぽう議長ぎちょうつとめる中国ちゅうごくりゅうゆいいち国連こくれん大使たいしは、「安保理あんぽり決議けつぎまもられるべきだ。決議けつぎに対にたいするいかなる違反いはんにも反対はんたいする」とべました。ただ、記者きしゃだんから「さらなる制裁せいさい必要ひつようだとおもうか」と質問しつもんされたのに対にたいし、りゅう国連こくれん大使たいしは、「それは安保理あんぽりのメンバーしだいだ」とべるにとどまりました。

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