Japanese News: 日本企業も参加マレーシアで鉄道が完成

マレーシアで日本にっぽん企業きぎょうも参加さんかして建設けんせつが進すすめられていた、首都しゅとクアラルンプールと近郊きんこうを結むすぶ鉄道てつどうが完成かんせいして、１いち７なな日にち、全線ぜんせんの開通かいつう式しきが行おこなわれ、深刻しんこく化かしている交通こうつう渋滞じゅうたいの緩和かんわにつながることが期待きたいされています。この鉄道てつどうはマレーシアの首都しゅとクアラルンプールを東西とうざいに貫つらぬき、中心ちゅうしん部ぶとその近郊きんこうの間まおよそ５ご０ぜろキロを１いち時間じかん２に０ぜろ分ふん余あまりで結むすぶもので、このほど全線ぜんせんが完成かんせいしました。

クアラルンプール中心ちゅうしん部ぶの駅えきでは１いち７なな日にち、マレーシアのナジブ首相しゅしょうも出席しゅっせきして開通かいつう式しきが行おこなわれました。あいさつに立たったナジブ首相しゅしょうは「車くるまやバスによる移動いどうと比くらべて所要しょよう時間じかんを大幅おおはばに短縮たんしゅくでき、都市とし部ぶで暮くらす人ひとたちの生活せいかつを劇的げきてきに変かえることになる」と述のべ、通勤つうきん時間じかんの短縮たんしゅくで生産せいさん性せいが向上こうじょうし、経済けいざい活動かつどうも活発かっぱつ化かすると意義いぎを強調きょうちょうしました。

この鉄道てつどうの建設けんせつでは、三菱みつびし重じゅう工業こうぎょうが線路せんろを、電機でんきメーカーの明電舎めいでんしゃが変電へんでん設備せつびなどの電力でんりょくシステムをそれぞれ受注じゅちゅうしました。このうち、明電舎めいでんしゃの老ろう久保くぼ敦あつしさんは「東南アジアとうなんあじあ全体ぜんたいで社会しゃかいインフラの整備せいびが続つづいているので、ニーズを取り込とりこんでいきたい」と話はなしていました。

開通かいつうした鉄道てつどうの利用りよう客きゃくは１いち日にち当あたり最大さいだいで４よん０ぜろ万まん人にんに上のぼると見込みこまれていて、マレーシアで通勤つうきん時間じかん帯たいを中心ちゅうしんに深刻しんこく化かしている交通こうつう渋滞じゅうたいの緩和かんわにつながることが期待きたいされています。