26日午後、
香川県坂出市の
花火工場で
爆発があり、
警察や
消防によりますと、
従業員2人がけがをして
病院に
運ばれたということです。
26日午後1時50分すぎ、
香川県坂出市常盤町の「
平尾花火店」の
工場で、
爆発音がしたという
通報が
警察や
消防にありました。
工場では炎や煙があがって爆発が起き、消防が消火活動を行った結果、火は40分余りでほぼ消し止められたということです。
警察や消防によりますと、従業員2人がけがをして病院に運ばれましたが、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
現場は坂出市役所から西へ2キロ近く離れたところで、近くを走る瀬戸中央自動車道は火災の影響で、香川県の坂出インターチェンジと岡山県の児島インターチェンジの間の上下線で、およそ1時間半、通行止めになりました。
坂出市職員「花火の球が燃えながら飛んできた」
花火工場の近くにある坂出市役所の生活課の男性職員によりますと、「最初に雷が落ちたようなバリバリという音が2、3回して、建物にも振動が伝わってきた。窓から花火工場を見ると自分がいる建物のほうに向かって、花火の球が燃えながら飛んできた。工場から火や黒い煙が出ているのも見えた」と話していました。
通報した男性「爆発の前に地響きが」
警察に通報した花火工場近くのタイヤ店の男性従業員によりますと「爆発の前に地響きがあり、そのあと聞いたことがないような大きな音がした。外に出てみると火薬のにおいがして火花も飛んできた」と話していました。