千葉県の
老人ホームに
勤務していた
准看護師が、
睡眠導入剤を
混ぜた
お茶を
同僚に
飲ませたなどとして
逮捕された
事件で、
警察は、この
准看護師が
交通事故で
死亡した
別の
同僚にも
睡眠導入剤を
飲ませ、
事故で
死亡させた
疑いがあるとして、
1日にも
殺人の
疑いで
再逮捕する
方針です。この
事件はことし
5月、
千葉県印西市の
老人ホームに
勤務していた
准看護師の
波田野愛子容疑者(
71)が、
同僚の
女性らに
睡眠導入剤を
混ぜた
お茶を
飲ませたあと、
帰宅途中に
交通事故を
起こさせたとして、
7月、
殺人未遂の
疑いで
逮捕されたものです。
この施設では、ことし2月、当時60歳の介護職員の女性が、帰宅途中に軽乗用車を運転していて対向車と衝突して亡くなっていますが、捜査関係者によりますと、遺族から提供を受けた女性の所持品などを調べたところ、睡眠導入剤の成分が検出されたうえ、波田野容疑者の自宅などから押収した睡眠導入剤の成分と一致したということです。
遺族によりますと、女性はふだん睡眠導入剤を服用していなかったということです。
警察は、波田野容疑者が女性に睡眠導入剤を飲ませ交通事故を起こさせて死亡させた疑いがあるとして、1日にも殺人の疑いで再逮捕する方針です。