東日本大震災の
津波で
被害を
受けた
宮城県東松島市の
航空自衛隊の
基地で
7年ぶりに
航空祭が
開かれ、「ブルーインパルス」の
編隊飛行などが
披露されました。
宮城県東松島市にある
航空自衛隊松島基地では
東日本大震災の
前、
毎年この
時期に
航空祭が
開かれ、
基地に
所属するアクロバット
飛行チーム「ブルーインパルス」が
人気を
集めていましたが、
震災で
基地が
津波の
被害を
受け
開催が
見送られてきました。
これまでに復旧工事や沿岸の津波対策が終わったことから、27日、7年ぶりに航空祭が開かれ、午前中の航空ショーでは早速「ブルーインパルス」の編隊飛行が披露されました。
複数の航空機が回転しながらすれ違うなどのアクロバット飛行をしたり、並んで飛行しながらスモークを出して星やハートを描いたりすると、訪れた人たちから大きな歓声が上がっていました。
東京から来たという30代の男性は「震災前は毎年見に来ていたので7年ぶりの開催をとても楽しみにしていました。ブルーインパルスの飛行が震災復興のシンボルのようで、すばらしかったです」と話していました。