逃げたマダニは体長がおよそ3ミリで、職員が10分ほど探したものの見つからず、会見場には殺虫剤が散布されました。
SFTSは有効な治療法がなく致死率は20%に上る危険な感染症ですが、逃げたマダニがウイルスを持っていたかはわかっていないということです。
宮崎県の河野知事は5日の会見で、「徹底した安全管理が必要だったと反省している。今後、このようなことがないようにしたい」と陳謝しました。
県の感染症対策室では、今後、会見の場に生き物をなるべく持ち込まないようにするほか、持ち込む場合は透明な容器から取り出さず管理を厳重にするとしています。