河野外務大臣は、
28日、
東京都内で
開かれる
中国大使館主催の
日中国交正常化45年を
祝う
式典に
出席することにしていて、
関係改善への
環境作りを
進め、
日本での
年内開催を
目指す
日中韓3か国の
首脳会談や
首脳間の
相互訪問の
実現につなげていきたい
考えです。
東京にある
中国大使館は、
28日、
中国の
建国記念日にあたる「
国慶節」と、
日中国交正常化45年を
祝う
式典を
東京都内のホテルで
開くことにしています。これについて、
河野外務大臣は
25日、
中国の
程永華駐日大使との
会談で「
28日が
衆議院解散になり、いろいろバタバタするが、しっかりうかがわせていただく」と
述べ、
28日衆議院が
解散されるなかでも、
日中両国にとって
節目の
年の
式典にみずからが
出席する
意向を
示しました。
日中両国間では、5年前の国交正常化40年の際は、日本政府が尖閣諸島を国有化した直後だったため、両国間の交流行事が軒並み中止され、国交正常化を記念する祝賀行事も行われませんでした。
河野大臣としては、国交正常化45年にあたって式典が開かれるのを好機と捉え、みずから出席することなどを通じて関係改善への環境作りを進め、日本での年内開催を目指す日中韓3か国の首脳会談や安倍総理大臣と習近平国家主席の相互訪問の実現につなげていきたい考えです。