岡山県瀬戸内市で、刀の職人の川島一城さんが、神社の神様のために日本刀を作っています。今月、刀の刃に美しい模様をつける技術を神社でみんなに見せました。
川島さんは、火がついた炉の中に長さ80cmの刀を入れました。そして、赤くなった刀の色をよく見ながら、760°Cぐらいまで熱くしました。そのあと、刀を冷たい水に入れると、刀は反った形になって、刃には美しい模様がつきました。見ていた人たちは拍手をしていました。
川島さんは「見ている皆さんから力をもらうことができて、とてもうれしいです」と話しました。