ユーロ相場がドルに対して急落していて、一時、1ユーロがほぼ1ドルとなり、ドルとユーロの価値が等しくなる状態になりました。
12日の外国為替市場でドルに対するユーロ安が進み、一時、1ユーロ=1.0004ドルとほぼ等価になりました。
1ユーロと1ドルの価値が等しくなる状態は「パリティ」と呼ばれますが、ユーロとドルが「パリティ割れ」になれば2002年以来およそ20年ぶりです。
ロシアからドイツへの天然ガスの供給が滞ることへの警戒感からヨーロッパの景気悪化が懸念されていて、ユーロが売られました。
一方、ドルは引き続き利上げが加速するとの見方がさらにユーロ安を促しています。