富山湾に
春の
訪れを
告げるホタルイカ
漁が
解禁され、
富山県滑川市の
漁港ではとれ
たてのホタルイカが
水揚げされました。
富山県のホタルイカ
漁は
毎年3月1日に
解禁されます。
県内で水揚げ量が最も多い滑川市の滑川漁港では午前4時ごろ、3隻の漁船が出発し、沖合およそ1.5キロに仕掛けた定置網が引き上げられると無数のホタルイカが姿を現し、青白い幻想的な光を放っていました。
地元の漁業組合によりますと、1日の水揚げ量は365キロと、去年の漁の初日を大きく上回ったということです。
県水産研究所はことしの県内でのホタルイカの漁獲量を、平年を上回る1700トン余りと予想しています。
滑川春網定置漁業組合の水橋一仁副組合長は「去年は不漁だったので、さい先のよいスタートを切れてうれしいです。今後も豊漁が期待できると思うので、ぜひたくさんの人に食べてほしいです」と話していました。
富山湾のホタルイカ漁は来月にかけてが最盛期で、6月中旬ごろまで行われます。