日本大学アメリカンフットボール
部の
選手が
重大な
反則行為をした
問題で、
試合を
主催した
関東学生連盟は、まもなく
臨時の
理事会を
開きます。
事実関係を
調査してきた
規律委員会は、
内田正人前監督と
井上奨前コーチについて、
最も重い「
除名」を
軸とする
処分案を
提案するとみられ、
理事会の
決定が
注目されます。
今月6日に
行われた
日大と
関西学院大学の
定期戦で、
日大の
選手が、
無防備な
状態だった
相手選手に
後ろからタックルする
重大な
反則行為をして
全治3週間のけがを
負わせました。
試合を主催した関東学生連盟は規律委員会を設置し、「反則行為を指示された」とする日大の選手だけでなく、「意図的に指示はしていない」とする内田前監督などから直接、聞き取りをして事実関係の調査を進めてきました。
関係者によりますと、規律委員会は、日大の内田前監督と井上前コーチを「除名」、反則行為をした選手とチームを「公式試合の出場資格の停止」などとする処分案を理事会に提案するとみられます。
規定によりますと、処分は重い順に、「除名」、「資格の剥奪」、「団体活動の一時的または無期限停止」などの8種類です。
「除名」は連盟に復帰することができない最も重い処分で、理事会での決定のあと、社員総会の承認が必要となります。
前監督の除名を軸とする処分案について、まもなく開かれる理事会がどういう決定を出すのか注目されます。